渡辺カケルのブログ

小さな人生の物語

hai

神様が棲まない國

 

高層ビルのてっぺんに

武装した神様はいるか

整備された道端に

かどばった神様はいるか

抜け殻の神社に

手を合わせる意味はあるか

どこに行けど

あるのは痕跡

喉をかきむしっても

戻ることはないと知った絶望よ

「神様を殺してまで」

手に入れたかったものは

欲しかったものは

かどばった武器か金か

神様は欲望に形を変え

のさばっている

そこらを

 

神様はいない

神様はいない

空っぽにすきま風

びゅーびゅーと

吹いて

身震いが止まらない

なんでなんでと

自問自答

 

あのときから

季節は歩みをやめ

年中冬のまま

凍った

 あーあくだらねえ