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渡辺カケルのブログ

心が動いた出来事をつづります

米国音楽の偉大な伝統のなかに

ひとりごと

wired.jp

前にブログでも書いたフォークシンガーの中川五郎さんがボブ・ディランノーベル文学賞を受賞したことに関して、Wiredのインタビューに答えた記事を見つけたので読んだ。

この中で、ディラン文学から学んだことはとの質問に、「自分の生き方をする尊さ」だと語っている。インタビューを読み終わり、前に観た中川さんの演奏を思い出している。きらきらした瞳で、ディラン文学を日本語で歌っていた。

かくいうわたしはディランを初めて聴いたのはほんの少し前だし、アルバムだって少ししかまだ聴いていないので、偉そうに語るなんてことはできないが、「時代は変わる」というアルバムの良さについて時々誰かに語りたくなる。声とギターとときどきハーモニカ、それだけでここまで完成している表現をしていることに驚いた。曲がりなりにも音楽で表現をしていたわたしも(すべきではないけど)自分の表現と比較して少し落ち込んだ。ボブ・ディランは同時代を生きたミュージシャンにとっては脅威そのものでもある。歌もギターも詩も曲も素晴らしいんだもん。それ以上なにもいらないじゃんってなる。そうそう「時代は変わる」というアルバムは本当に素晴らしい。これだけ言えればそれで満足。

―「自分の生き方をする尊さ」自分はできているだろうか。いや全然。こんなはずじゃなかったってことばっかりだな。なんにもないのだから、なんでもできるって自分を慰めるけど、自分の生きる方向すら掴めない俺はどこに向かって歩けばよいのだと。その都度また振り出しに戻って迷走中。俺はどこに向かえばよいのですか。答えは風...いや、やめておこう。